今日のおすすめの本(2) 赤川次郎さん 乳母車の狙撃手 他

こんばんは、ふくみみです。

今日は赤川次郎さんの本を紹介します。
シリーズ作品を多数書かれていますが、シリーズ作品以外でも面白いものが沢山あります。もちろん個人的見解になりますが。
今回おすすめ本は3冊です。内容の説明はネタバレしないように手短に。
手短にしか書けないんだろって声は聞こえないふりします…

■乳母車の狙撃手＜非常におすすめ＞
主人公は元刑事で非常に優秀、現在は8ヶ月の娘を持つシングルマザーです。
その大切な娘が誘拐されてしまい人質に。助けるために犯人の要求に従い、犯罪に手を染めることになってしまいます。
その裏にはいろんな組織や人の思惑や事情がからんでいきます。
とにかく主人公の女性がいわゆる腕利きというんでしょうか、射撃は一流だし、頭もいいわでかっこ良いほどできる人です。
テンポも良く、スリリングな話になっています。
すごく、面白いです。


■一日だけの殺し屋＜おすすめ＞
８編が収録された短編集。殺人事件だけでなく、様々なシチュエーションの話が盛り込まれています。

各タイトル
闇の足音／探偵物語／脱出順位／共同執筆／特別休暇／高慢な死体／消えたフイルム／一日だけの殺し屋

火災が発生した高層ホテルから救助される順番にまつわる話。
会社から特別休暇をもらったが、本当にただの休暇なのか？と疑心暗鬼になる話。
自分に瓜二つなその男は殺し屋だった。その殺し屋に間違われて、人殺しを依頼される平凡なサラリーマンの話
などなど短編集らしく、非常に読みやすいです。

■おとなりも名探偵＜まあ、おすすめ＞
赤川次郎さんが今までに描いたシリーズ作品の主人公たちが1冊の本に集結！
三毛猫ホームズ・天使と悪魔・三姉妹探偵団・幽霊シリーズ・マザコン刑事の5編が収録された短編集。

各タイトル
天使の寄り道／晴れ姿三姉妹／幽霊親睦会／マザコン刑事の大晦日／三毛猫ホームズの殺人協奏曲

もちろん面白いのですが、それぞれの主人公の予備知識を少しいれてからのほうが、楽しめるかも。
出来ればそれぞれのシリーズにふれてから読むのが、おすすめです。


それぞれおすすめ度は違いますが、乳母車の狙撃手に関しては、私史上一番のおすすめですね。
読みながら映画のように映像が浮かんできました。

3作品とも今ならkindle Unlimitedで読み放題で読めます。（2022/8/29現在）
ぜひぜひ！

それでは、また！